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クアラルンプールからのオススメ日帰り旅行│イポーのグルメが最高!

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ペラ州の州都イポーは、マレーシアで3番目に大きな都市のひとつです。空港がなく、派手な観光資源も少ないため、旅行先としては目立たないかもしれません。けれど実は、イポーはマレーシア屈指の美食の街として知られています。この記事では、私が実際にイポーで堪能したグルメを紹介します。

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イポーってどんな街?

クアラルンプールから北へ約200kmに位置するイポーは、鉱山の街として発展した歴史を持ち、今もどこかレトロな雰囲気が残る場所です。週末になると、美味しいローカルフードを目当てに多くの人が訪れる人気の街でもあります。

まず街の玄関口となるのが、KTMイポー駅。白亜の外観が印象的なKTMイポー駅は、ムーア様式の意匠を取り入れたクラシカルな建築。その正面には市庁舎も並び、駅前一帯は上品で落ち着いた雰囲気に包まれています。

一歩街中に入れば、旧市街にはウォールアートが点在していて、街歩きにもぴったり。古いショップハウスの壁に描かれたアートを探しながら歩くと、街の素顔や遊び心が感じられて、写真を撮るのも楽しいエリアです。さらに道沿いには小さなローカル食堂も多く、家族経営のこぢんまりした店から、地元の人でにぎわう老舗カフェまでさまざま。朝から活気ある食堂の風景も、この街ならではの魅力です。

そしてキンタ川を渡った新市街側には、名物グルメの人気店が集まっています。観光スポットは控えめですが、イポーを訪れるなら駅前のコロニアル建築や旧市街のアートとあわせて、ローカル食堂や新市街のグルメもぜひ味わってほしい街です。

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イポーへの行き方

イポーには空港がないため、クアラルンプールからは鉄道か長距離バスでアクセスするのが一般的です。

おすすめはKTMの高速列車「ETS」。KLセントラル駅からイポー駅まで直通で、およそ2時間半〜3時間。車窓からの景色を眺めながら快適に移動でき、駅を降りればすぐ旧市街なので、到着後すぐに街歩きやグルメを楽しめます。

長距離バスも所要時間は3時間ほどで料金が安く、本数も多め。ただしイポーのバスターミナルは旧市街から離れているため、Grabタクシーでの移動が必要です。私は往路は列車で、復路はキャメロンハイランド行きのバスを利用しました。イポーのバスターミナルまでは歩けなかったので、Grabタクシーを使いました。

また、イポーはペナンやタイ方面へ向かう鉄道の途中駅でもあります。クアラルンプールからの日帰り旅はもちろん、北上の途中で立ち寄って名物グルメを味わう「途中下車の街」として組み込むのもおすすめです。

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イポーで食べたいグルメ

イポーでは名物として知られる料理や飲み物を、実際にお店で味わうことができました。朝から地元の人でにぎわうカフェや、観光客にも人気の食堂などで食べたものは、どれも印象に残っています。ここでは、私が訪れたお店とそこでいただいたグルメを紹介します。

Kedai Kopi Sin Yoon Loong

イポー発祥の「ホワイトコーヒー」の老舗カフェとして知られる、旧市街の人気店。朝から地元の人たちでにぎわい、ほぼ満席。まさにイポーの日常をそのまま切り取ったような雰囲気です。家族連れや仕事仲間らしきグループがテーブルを囲んでいて、活気のある朝の時間が流れていました。

お店のスタッフは中華系の方が多く、私のテーブルを担当してくれた女性は英語が通じませんでしたが、指さしや手振りでなんとか注文できました。

Googleマップによると営業時間は6:30〜14:30とのこと。朝食やブランチの時間帯に訪れるのがおすすめです。

ワンタンミー(Wantan Mee / 雲呑麺)

細い卵麺に、ほんのり甘辛い“ダークソース(黒醤油ダレ)”が絡んだ、イポーならではのワンタンミー。しっかりとしたコシのある麺に、香ばしいチャーシューの旨みがよく合います。別皿のワンタンスープはやさしい味わいで、濃いめの麺とちょうどいいバランス。朝からでも重たく感じず、最後まで美味しくいただけました。

エッグタルト

イポーには名物が多いのですが、このエッグタルトもその中のひとつです。
外側はサクサクと軽い食感のパイ生地で、中のフィリングはなめらか。甘さは控えめで、ひと口食べるとふわっと卵の風味が広がり、とても美味しかったです。

ホワイトコーヒー

イポー発祥のホワイトコーヒーは、深煎りのコーヒー豆をマーガリンで焙煎して作られるのが特徴です。苦みが少なく、香ばしくまろやかな味わいで、練乳入りの優しい甘さが朝の一杯にぴったり。地元の人たちにも長く親しまれている定番のコーヒーです。

先ほどのエッグタルトと一緒にいただきましたが、それぞれ単体ではとても美味しかったものの、どちらも甘味があるため、組み合わせると少し甘すぎる印象でした。次に行くときは別々に味わってみたいと思います。

イポー発祥の名物「ホワイトコーヒー」は、街のあちこちで楽しむことができます。
私は別の日、散歩の途中に立ち寄った イポーRiver Park内の「CJ12 • People’s Park Chang Jiang White Coffee」 で、アイスのホワイトコーヒーをいただきました。冷たくてまろやかで、歩き疲れた体にしみわたるような美味しさでした。

CJ12 • People’s Park Chang Jiang White Coffee

Restoran Tauge Ayam Lou Wong(老黄)

イポー名物の「チキン」と「もやし」が味わえる、地元でも人気の有名店です。店内だけでなく外にも円テーブルが並べられ、私が訪れた夕食時にはほぼ満席でとてもにぎわっていました。スタッフもテキパキとしていて、注文もしやすかったです。

Googleマップによると営業時間は10:00〜22:00とのことですが、私が訪れた際は21:00頃には片付けが始まっていました。その日の混雑状況によっては早めに閉店することもあるようなので、ギリギリの時間帯の来店は避けた方が安心です。

チキン(Chicken/蒸し鶏)

イポー名物の「芽菜鶏(Tauge Ayam)」スタイルで提供されるチキンのシングルサイズを注文しました。中華料理というと大皿のイメージがありますが、こちらでは一人分から注文できるのが嬉しいところです。

やわらかく程よい弾力があり、甘じょっぱい醤油ベースのタレにごま油の香りがふわっと広がります。味付けは濃すぎずあっさりとしていて、鶏肉そのものの旨味がしっかり感じられて美味しかったです。

Restoran Tauge Ayam Lou Wongチキン
豆知識:イポーのチキンが美味しい理由

イポーで食べられるチキンは、地元ペラ州近郊で育てられた新鮮な鶏を使用しています。
蒸したあとに冷水で締めることで、皮はぷるっと、身はしっとりとした食感に。
また、キンタ渓谷の良質な水が下処理に使われており、鶏の旨味を損なわず雑味のない仕上がりになるのだそうです。

もやし(Bean Sprouts)

もやしもシングルサイズ(一人前)から注文できます。イポーのもやしはチキン同様、多くのユーチューバーや旅行者に絶賛されていますが、正直最初は「もやしでしょ?」と思っていました。美味しいとは思っても、わざわざ食べに行くほど?と半信半疑。

ところが実際に食べてみると、その理由がすぐにわかりました。太くてシャキシャキとした食感で、噛むほどに甘味が広がり、今まで食べたもやしとはまったくの別物。味付けは塩・こしょう・しょうゆといった基本的なもので、素材の美味しさを引き立てるシンプルなスタイルです。気づけば箸が止まらなくなるほどで、「これは美味しい!」と思わず声に出るくらい印象的な一皿でした。

Restoran Tauge Ayam Lou Wongもやし
豆知識:イポーのもやしが美味しい理由

イポーのもやしは、キンタ渓谷の石灰岩質の土地から湧き出る澄んだ水で育てられています。
「イポーの水はマレーシア一美味しい」とも言われており、この水がもやしを太く甘く、シャキシャキに育てるのだそう。水の恵みがイポーの味を支えています。

このお店がある Jalan Yau Tet Shin 通り では、夕方から夜にかけてナイトマーケットが開かれます。テントが並び、バッグやTシャツ、日用品などが所狭しと並ぶローカル色の強い市場。観光地というより、地元の人々の生活が垣間見える空間です。

ナイトマーケット自体にはお土産らしいものはあまりありませんが、この周辺にはお菓子やお茶、ホワイトコーヒーなどを扱うお土産屋さんもいくつかあります。食後の散歩がてら覗いてみるのもおすすめです。

Ming Court Hong Kong Dim Sum Sdn Bhd

イポーで人気の香港スタイルの点心専門店です。中華系の人が多いイポーでは、点心も定番のローカルフードのひとつ。このお店に行くには少し迷いました。点心といえば何皿も頼んでみんなでシェアするスタイルが一般的で、一人旅の私には少しハードルが高いカテゴリーだからです。でもせっかくなので、思い切って入ってみました。

大きな円卓を一人で使うのは申し訳ないかなと思っていましたが、実際には相席になったので心配いりませんでした。スタッフの方々もとても優しく、商売っ気のある接客というより、どこか温かさを感じる対応で居心地が良かったです。

Googleマップによると営業時間は6:00〜14:00(木曜定休)とのこと。朝食やブランチの時間帯に訪れるのがおすすめです。

点心

メニューからの注文もできますが、スタッフが出来たての点心をたくさん載せたトレーを持ってきてくれて、その中から選ぶこともできます。私は春巻きとエビシュウマイ、肉まんをいただきました。どれも旨味が詰まっていて、とても美味しかったです。

点心は一皿に2〜4個ほど盛られていて、一人だといくつも種類を試すのが難しく、結果的に少し高くついた印象でした。次に来る機会があれば、複数人で訪れていろんな種類をシェアしながら楽しみたいです。お店の方も親切で、料理も美味しいので、グループで訪れる方にはぜひおすすめしたいお店です。

イポーで定番の豆腐花を食べ比べ

豆腐花(Tau Fu Fa/トーファーファー)は、中華系スイーツの定番で、マレーシア全土で親しまれています。なめらかな豆腐に甘いシロップをかけたシンプルな一品で、屋台や食堂でもよく見かけます。中でもイポーは豆乳や豆腐製品が美味しいことで知られ、豆腐花も人気のデザート。暑い日の休憩にもぴったりです。

Funny Mountain Soya Beancurd

イポーで豆腐花といえばここ、老舗の「Funny Mountain Soya Beancurd(奇峰豆花)」。創業1950年代の老舗で地元の人にも観光客にも人気で、昼前には行列ができるほどです。

このお店では豆腐花のプレーンをいただきました。なめらかで甘さは控えめ。豆の風味がしっかりしていて、シンプルだけど飽きない味でした。暑い中を歩いたあとだったので、冷たくてちょうどよかったです。

Lai Kee Soya Bean(黎记豆浆专卖店)

ここも豆腐花専門店です。Funny Mountain がイポーを代表する老舗の人気店なのに対して、Lai Kee Soya Beanはよりローカルな雰囲気のお店。観光客の姿は少なく、地元の人が仕事帰りや夕方にふらっと立ち寄って豆腐花や豆乳を楽しむような、そんな日常の一コマが感じられる場所です。

このお店では豆腐花の生姜シロップがけをいただきました。ほんのり温かくて、生姜の風味がやさしく広がります。Funny Mountainとは違って少し甘めでしたが、体が温まってほっとする味でした。

豆知識:イポーの豆腐が美味しい理由

イポーの豆腐や豆乳が美味しいのは、キンタ渓谷の石灰岩質の土地から湧き出る澄んだ水のおかげ。
「イポーの水はマレーシア一美味しい」とも言われ、この水が豆の風味を引き立て、なめらかで口当たりの良い豆腐花を生み出しています。もやしやチキンと同じく、イポーの味は“水の恵み”でできているんですね。

イポー市内のちょっとした観光

まずは記事の冒頭でも紹介した旧市街のウォールアート。
街の歴史や暮らしが感じられる見どころのひとつで、写真を撮りながらの散策も楽しいです。

このほかにも、イポーには個性的で歩いて楽しいスポットがいくつかあります。
グルメの合間に立ち寄った場所を紹介します。

Ho Yan Hor Museum(ホー・ヤン・ホー博物館)

マレーシア全土で知られるハーブティーブランド「Ho Yan Hor(ホー・ヤン・ホー)」は、実はイポー発祥。こちらの博物館では、そのブランドの歴史や創業者の人生を紹介しています。創業者の自宅を改装した建物で、当時の暮らしや薬草の展示を見ることができます。

見学は予約制で、私は当日入口で空き時間を確認してその場で予約しました。公式サイトからオンライン予約も可能です。見学中はスタッフの方が案内してくれて、創業のエピソードや薬草の種類などを丁寧に説明してくれました。最後にはハーブティーの試飲もあり、気に入ったお茶は併設ショップで購入することもできます。

小さな博物館ですが内容が濃く、ローカル文化を感じられる印象的な場所でした。

Kong Heng Square(コン・ヘン・スクエア)

旧市街にある人気の複合スポットで、古い建物をリノベーションして作られたエリアです。カフェや雑貨店、ギャラリーが並び、どこか懐かしさとおしゃれさが混ざった雰囲気。建物の外壁はツタや緑に覆われ、自然と融合した独特の風景が印象的です。

私が訪れたときは観光客や地元の若い人たちが写真を撮っていて、特にカラフルな外観のお店の前が人気でした。フォトジェニックな場所が多く、街歩きの途中に立ち寄るのにぴったりのエリアです。

BookXcess Kong Heng Ipoh(ブックアクセス・コンヘン・イポー)

Kong Heng Squareの一角にあるブックストアで、もともとは銀行として使われていた建物をリノベーションしたおしゃれな空間です。吹き抜けのフロアや金庫室を改装した本棚など、独特の雰囲気があり、アートやデザイン関連の洋書が多く並んでいます。

英語の本は読めないのですが、カラフルな装丁がずらりと並んだ光景は見ているだけでも楽しく、日本の本屋さんとは違う華やかさがあります。かわいい文房具や雑貨も置かれていて、つい長居してしまうような心地よいお店でした。

Concubine Lane(コンキュバイン・レーン)

Kong Heng Squareのすぐ近くにある細い路地で、かつて華人商人の妾たちが住んでいたことからこの名が付いたと言われています。

現在はカラフルな旗や飾りが並び、スイーツ屋や雑貨店、写真映えするポップなお店が並ぶ人気のストリートに。
週末は多くの観光客でにぎわい、イポーのもうひとつの顔を感じられる場所です。

Pasar Karat Ipoh(パサール・カラット)

こちらは日曜市として知られていて、まさに地元の生活が垣間見えるマーケット。日用品やおもちゃ、がらくた、薬などが並び、旅行者向けというより地元の人たちのための市場といった雰囲気です。

一方で、アンティーク雑貨や古いレコード、カセット、紙幣やコイン、電化製品なども売られていて、好きな人にとっては“宝探し”のように楽しめる場所でもあります。年代を感じる掘り出し物に出会えることもあるかもしれません。

バンドの生演奏があったり、飲み物や軽食の屋台も出ていて、ふらっと歩くだけでも楽しい雰囲気。東南アジアらしい活気を求める人には少し地味に映るかもしれませんが、イポーの素朴で温かいローカルの暮らしを感じられる市場です。

イポーで出会ったにゃんず

イポーにも猫たちと出会う事ができました。猫が大好きで自分では飼っていないので、旅先で猫たちと出会う事も楽しみのひとつです。

街角のカフェの前やウォールアートのそばなど、のんびりと過ごす猫たちの姿を見かけると、つい足を止めてしまいました。
そんなイポーのにゃんずたちの写真をいくつか紹介します。

👇こちらは動画です👇

まとめ

クアラルンプールから日帰りでも訪れられるイポーは、派手さこそないものの、丁寧に受け継がれた味と人の温かさが魅力の街。ローカルグルメを中心に、ゆったりとした旅を楽しみたい人にぴったりの場所です。

訪れる前は「わざわざ行くほどの街かな」と迷っていましたが、実際に歩いてみると街の雰囲気は独特で、どの料理も想像以上の美味しさ。特にもやしやチキンは、イポーの水と気候があってこその味わいで、ここでしか食べられない特別な一皿だと感じました。まさに“グルメの街”という言葉がぴったりです。

また、近郊には「マレーシアで最も美しいモスク」といわれるウブディア・モスク(クアラカンサー)や、有名な洞窟寺院などもあります。建築や自然に興味のある方は、あわせて立ち寄ってみるのもおすすめです。

時間に余裕があれば、ぜひイポーでローカルの味と雰囲気を堪能してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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