ルアンパバーン県の中心部は、町全体が世界遺産に登録されたラオスでは大人気の観光スポット。筆者も訪れる度にいつまでもここにとどまりたいと思う程、大好きな街です。そんなルアンパバーン県の北部に、山々に囲まれたナムウー川を見下ろす絶景があるというので行ってみました。
旅の季節
ほとんど雨の降らない乾季 11月~2月 がオススメ(筆者が訪れたのは2022年12月)。この時期はルアンパバーンの市街地でも涼しく朝晩は少し冷え込むので、北部のノーンキヤウは厚手の長袖は必須です。持参するのを忘れてもメインストリートで服が安く購入できます。夕方には閉店してしまうので時間には注意が必要です。
ノーンキヤウのアクセス
ルアンパバーンからノーンキヤウへ
ルアンパバーンの南方面バスターミナルからミニバンに乗って4時間程でノーンキヤウに到着します。
バスターミナルへは宿で手配したトゥクトゥクで行きました。40000キープ(320円程)15分程でした。出発時間をネットで調べてもはっきりわからず、宿の人に聞いたらバスターミナルに電話をしてくれて9時くらいとの事で、ターミナルについたら9時半と表記がありました。ただ東南アジアあるあるで人が集まったら出発してしまうという事もあるので早目に着いていた方が無難かもしれません。
ルアンパバーンからノーンキヤウまでの料金は80000キープでした。
![ルアンパバーンからノーンキヤウ行きミニバンの時刻表](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/ea7a0bc46c411af08cbc7bb5b2df9613.jpg)
![ルアンパバーンからノーンキヤウ行きのミニバン](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/6dfab0281d5b19072789832fe29a77d7.jpg)
ノーンキヤウからルアンパバーンへ
メインストリートを抜けて少し歩いたところにバスターミナルがあり、ルアンパバーンから到着した場所と同じです。
チケットカンターの表記によると、始発は9:00で午前は北行きで80000キープ、最終13:30は南行きで90000キープでした。出発時間は書いてあるけど集まったら行くといったスタイルで、筆者が乗ったミニバンは南行きで13時ちょっと前に出発しました。なのでお昼くらいまでには行ってチケットを買って呼ばれるまで各々待って東南アジア時間に順応すればいい、といった感じです。ルアンパバーンの南バスターミナルから市街地までは主に相乗りのトゥクトゥクで移動します。そこで客引きに言われる金額は50000キープ程です。徒歩なら40分程なので歩いみましたが、中心部より安いご飯やさんやスーパーが途中にあり、寄り道も楽しかったです。
ルアンパバーンのバスステーションは北方面と南方面があり、結構離れているのでどちらを利用するかは、確認と注意が必要です。
![ルアンパバーンからノーンキヤウ行きチケットカウンター](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/d9a941cec30f63639ce7e225028b579b.jpg)
町の様子
メインストリートは15分もあれば歩ききってしまう小さな町です。食料や衣類など、必要なものは揃えることができます。大自然に囲まれている場所なのでそれを楽しむアクティビティやツアーも多くあるようです。それに参加しなくてもリバーサイトでのんびりするのもいいと思います。マッサージ店もありました。
![ノーンキヤウのトラベルカウンター](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/77a5c74025671c1bfa6b326ed75ea760-wpp1702864907253.jpg)
![ノーンキヤウの洋品店](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/c82f94935d31134156e474eba014ee84.jpg)
ビューポイントからの眺め
メインストリートを抜けた右手にある橋を渡ってすぐのところに受付があります。登れるのは何時までか聞いたところ、時間は決まっておらず戻ってきた時に暗くなければと言われました。受付の女性はとても明るくフレンドリーでした。
入り口からビューポイントまでは結構きついです。自慢できるほどの体力はない筆者はぜぃぜぃはぁはぁ言いながらやっとたどりついた先には、頑張って登って本当に良かったと思えるほどの絶景がありました。
![ノーンキヤウのビューポイント入口](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/ebbbbd3f969fc423f1aa571a2f282504-wpp1702864648851.jpg)
![ノーンキヤウのビューポイントからの眺め](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/21694e0601ba9a4dcb21965a4d696ff1.jpg)
ホテルについて
ネットからも予約は出来るようですが、川沿いのホテルを飛び込みで宿泊しました。とてもやさしい若いご夫婦と小さいお子さんが対応してくれました。トイレ・温水シャワー付き、2ベッドルームで30ドル。飛び込みでの支払いはラオスキープかアメリカドルの現金のみでした。
無料Wi-Fiは使用でき速度も問題ありませんでした。
![ノーンキヤウのホテル](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/9d01e3e1384dde236d30bdb621a0a262.jpg)
![ノーンキヤウのホテルの中庭](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/7ba4dd62936808d3cfb997c21b84e81b.jpg)
ご飯について
小さい町ですがレストランは何件もあるのでご飯には困りません。リバーサイドのレストランでお酒もいただく事ができます。オープンエアのお店が多いので風に吹かれてのディナーとお酒は最高です。
![ノーンキヤウのリバーサイトレストラン](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/b26614dd5b0cf0c7cb7bc30563fd9cad.jpg)
オススメのお店はメインストリートにある「COUREUL CAFE RESTAURANT」夜はずっと満席で入れず、次の日の朝食で美味しいおかゆをいただく事ができて大満足でした。
![ノーンキヤウで人気のカフェレストラン](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/bdac3494fd4fb12b923d7adf7c1d6488-1-wpp1702865296615.jpg)
両替と銀行について
両替所はなくATMがありました。筆者はキャッシング機能がついたカードを所持していなかったので銀行で両替をしました。ホテルが現金のみだったため両替する必要がありました。銀行は月曜から金曜の8:30ー15:30で時間が限られているので現金両替する人はルアンパバーンでしておいた方が安心です。レートは同じくらいでした。
![ノーンキヤウのATM](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/afffa6d8839315997c2a32c8c13789b9.jpg)
まとめ
小さい田舎町で派手なオススメポイントはありませんが、ビューポイントからの眺めは間違いなく絶景です。大自然ならではのアクティビティに参加するのもよし、リバーサイドで自然を満喫するのもよし。今回はどんなところか行ってみたくて1泊だけの滞在でしたが、ゆったりとした時間の流れの中に、もう少しいたかったなと思えるような素敵な場所でした。ルアンパバーンの滞在に少し余裕があれば、1泊だけでも行ける心が安らぐ場所に、是非足をのばしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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