マレーシア人がおすすめするマレーシア東海岸の離島、「カパス島」は透明度の高い穏やかで癒される最高の海でした

アイキャッチ画像 マレーシア

マレーシアの東海岸のトレンガヌ州に浮かぶカパス島は、空の色と日の光を鮮やかに映し出し青い水面が輝く美しい島です。本土からも近くて行きやすいです。
海外旅行者にはあまり有名ではなく訪れる多くが現地人で、手つかずの自然が多く残されています。海の透明度が抜群に高く、海中を歩いているだけでも、肉眼で魚が泳ぐ姿が見られる場所もあるくらいです。

ジョホールバルに滞在中にゲストハウスで同室だったマレーシア人に、東海岸行くならカパス島がオススメだよと言われ、初めて聞く島でしたが行ってみました。

カパス島へのボート乗り場のある町「マラン」へ

カパス島へはマランという町のボート乗り場からスピードボートに乗車します。
まずはマランまでのアクセス方法をいくつか紹介します。

クアラトレンガヌからバスで行く

クアラトレンガヌのバスステーションの9番乗り場からマラン行きのバスがあります。フロントガラスに行き先が貼ってあります。『T301 MARANG
※『T102 JETI MERANG』と貼ってあるバスもあるので間違えないように!

2時間に1本程の運行のようですが、出発時間は停車中のバスのドライバーに要確認です。
タイムテーブルを表示している場所は確認できず、長距離バスのカウンターに聞いたところ、運転手に確認してと言われました。聞いて確認できたのは、10:30、12:00、14:00、その前後にもあるかもしれないのとタイムテーブルは変わる可能性があるので都度確認が必要だと考えます。

乗車時間は30分くらいで料金はRM2.00で降車時にドライバーに支払いました。

マラン行きのバス
マラン行きのバス

👇クアラトレンガヌについてはこちらの記事を参考にしてください。👇

マレーシアのクアラ・トレンガヌにある2大モスク、クリスタルモスクとテンガ・ザハラ・モスクに訪れました

ちなみに、Grabタクシーを利用する場合は検索したみたところ、市内中心部よりRM21.00程でした。

クアラルンプールからバスで行く

クアラルンプールのバスターミナル、TBS(Terminal Bersepadu Selatan)からマラン行きのバスがあります。
TBSで購入もできますしネットから予約もできます。
筆者は下記サイトをTBSからマラッカに行く際に使用しましたが、簡単に予約ができました。

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TBSからマランまでは朝便から夜便まであり、乗車時間は約6時間です。

バスのスケジュール表
バス会社のサイトから引用させていただきました。朝便から夜便まであります。

マランからいざカパス島へ

マランのバスステーションからボート乗り場まで移動

マランのバスステーションに到着したらボート乗り場まで移動します。徒歩7~8分程で到着します。
ボート乗り場まではGoogleマップを頼りに行きましたが、海辺まで行ったら右に進んで公園を突っ切って行くと写真にもある目立つモニュメントが見えてくるのでわかりやすいと思います。

マランのバスステーションのマップ
マランのボート乗り場のマップ

カパス島へのボートチケットを購入

ボート乗り場の手前に旅行会社が並んでいるので、そちらでチケットを購入しました。
値段は一律、往復 大人RM40/子供RM20 です。

ボートスケジュール
旅行会社のカウンターで撮影したボートスケジュール

※ボートチケットの料金については看板に旧料金のまま表記されていたりしますが、実際に往復RM40で購入し、3社のパンフレットを見比べても同料金でした。(2023年6月時点)
※子供料金の年齢は未確認です。

税金とマリンパークへの入場料

ボートに乗る前に政府への税金 MR5.00 とマリンバーク入島料 MR30.00 を各所で支払います。支払う場所はすぐわかりますし、乗る前に係りの人が指示してくれます。

マランのボート乗り場からカパス島へ

マランのボート乗り場からスピードボートに乗車し、わずか15~20分程でカパス島に到着です。
滞在地や宿泊先のよって降りる場所が違うのですが、ボートクルーが把握してくれているので降りる場所に着いたら声をかけてくれます。筆者の場合は旅行会社の方がボートチケットに宿泊先を書いてくれていました。

ボートに乗っていたのは筆者以外全員マレーシア人でした。筆者が一番に一人だけ降りた後出発する時に笑顔で手を振ってくれて、それは本当に嬉しかったです。

スピードボート
カパス島モニュメント

宿泊について

宿泊施設はドミトリーからバンガロー、ホテルまで様々ありました。値段も RM50~RM400と幅広く、個々の旅行スタイルに合わせて選ぶ事ができます。

ボート乗り場の手前に並んでいる旅行会社でボートチケット購入と同時に予約しました。
今回は最安値のドミトリーに宿泊。すぐそこが浜辺で波の音を聞きながら過ごす事ができました。ただ、広い吹き抜けの部屋に蚊帳付きのベッドが並んでいるだけなので、ドミトリーに泊まった事があっても人によっては厳しいかもしれません。
島内には個室もエアコン付きの部屋も多くあるので安心してください!!
予約サイトではリゾートタイプのホテルがありました。

今回の宿泊は『CAPTAIN’S LONG HOUSE』というところで簡易個室もありました。

カパス島のコバルトブルーとエメラルドグリーン

ボートチケット購入と宿泊施設を予約し、スピードボートで20分程乗車すればいよいよカパス島への上陸です。

カパス島の海は透明度が高いので、空の色をそのまま映すコバルトブルー、サンゴ礁の綺麗な色を映し出すエメラルドグリーン、透明な海水に覆われた白い砂浜に降り注ぐ太陽の光はまるで宝石のように輝いていました。

カパス島の海
カパス島の海

カパス島のアクティビティ

カパス島ではアクティビティも楽しめます。とにかく透明度が高いのでシュノーケリングダイビングには最高だと思います。
その他、ハイキング・アイランドツアー・イカ釣り・バナナボート 等もあるようです。
島にも受付カウンターがありましたし、マランの旅行会社でも申し込みができ、ボートチケットや宿泊とのセット販売もありました。

アクティビティ受付カウンター

カパス島でのんびり過ごす最高の贅沢

ビーチ間が長い距離で通路や階段でつながっていて、散歩をしたりそれぞれのビーチでのんびりする事ができます。ベンチやブランコやハンモックがあったり、砂浜に腰かけて青い海と青い空をぼーっと眺めるもの最高の時間でした。日陰で波の音を聴きながら読書するのも素敵な時間だと思います。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

カパス島周囲をつなぐ通路
カパス島のくつろげる場所

カパス島は地元民の憩いの場所

ビーチ間をてくてく散歩して歩いているとマレーシア人の家族が海水浴や浜辺でのランチを楽しむ様子が多く見られました。ご飯は手作りを持ち寄るスタイルで、ピクニックに来ているような感じで楽しそうでした。ムスリム(イスラム教徒)の女性達は頭と全身に布を纏い顔だけ出した服装のまま海水浴をします。ボートを降りた後に手を振ってくれた時と同じ穏やかな笑顔を見ていると、幸せな気持ちになりました。

カパス島のビーチの様子

カパス島のレストラン

マランの旅行会社でご飯について聞いたところ、朝、昼、夜、困る事はないよと言われました。その言葉通り、カパス島にはオシャレなレストランやカフェが何件かありました。

『Koko Restaurant』が評判も良くオススメです。

旅の季節

カパス島のオープンは2月頃~9月頃で、7月~8月がハイシーズンのようです。筆者が訪れた6月はとてもきれいな晴天でした。
マレーシアの離島はモンスーン期にクローズし、その時の天候次第でオープン時期も前後してしまいますので、その点は注意が必要です。WEBサイトのある宿泊施設や、インスタグラムを開設している旅行会社もありましたので不安な時期は問い合わせをするのも手かもしれません。

おまけ<カパス島の猫動画>

マランは小さい港町で、人より多いんじゃないかというくらい猫が暮らしています。カパス島でも数匹の猫たちに出会いました。マランとカパス島で出会った猫たちの記事もアップするので是非見てくださいね。

まとめ

まだあまり知られていない島、と聞くと行くのに移動時間がすごくかかるし行きづらいのではと思ってしまいます。確かにそういう場所の方が圧倒的に多いでしょう。でも、工夫すれば短い旅程でも行ける場所もあります。

直行便のある場所から近場で行けるとまではいきませんが、今回訪れたマレーシア東海岸の離島『カパス島』は、国内線や長距離バスを利用し、長期では行けないけれど秘境に行きたい!美しい海と穏やかな自然に癒されたいという望みを叶えてくれるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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