マレーシアの東海岸に浮かぶプルフンティアン島、ビーチによっていろいろな色を魅せる美しい島でした

ペルヘンシャンのビーチ マレーシア

トレンガヌ州の北端にあるプルフンティアン島(Perhentian Island)は珊瑚礁のとても美しい島です。個人で行く場合の行き方や楽しみ方、気をつけたい事などを紹介します。

旅の季節

11月〜3月のモンスーン期にはほとんどの宿がクローズします。モンスーン期前後も雨が多くなるため、4月〜9月に訪れるのが望ましいです。

アクセス

島へはクアラ・ブスッのボート乗り場からボートでアクセスします。クアラ・ブスッのボート乗り場までは次の方法があります。クアラ・ブスッのバスターミナルからボート乗り場までは徒歩10分程です。

  • クアラルンプール、クアラトレンガヌ他主要都市からクアラ・ブスッのバスターミナルへ行きボート乗り場へ移動する
  • コタバルの市街地からローカルバスでクアラ・ブスッのバスターミナルへ行きボート乗り場へ移動する(CHECK参照)
  • コタバル空港まで飛行機で行きタクシーや乗り合いバンでボート乗り場まで移動する

筆者はマレー鉄道でコタバルまで目指し少し滞在したので市街地からの移動でした。

クアラブスのバスターミナル

コタバル市内のバスステーションからクアラ・ブスッまでローカルバスで行く事ができます。グーグルマップだとタイランドへの国境行きと表示されます。
7:00、10:00、12:00、14:00、でしたが時間は変更される可能性があるのでご了承ください。
筆者は7:00発 639番、途中下車になので運転手に降りる場所を伝えておくと教えてくれました。
乗車時間:1時間程、運賃:RM6.20(出発前に車内で集金)

クアラ・ブスッのボート乗り場からスピードボートで1時間ほどで島に到着します。ビーチがいくつもあり、宿泊先によって降りる場所が違うので事前に伝えておきます。船着場付近の旅行会社でチケットを購入する事ができ片道 MR35.00 です。往復で買っておく事もできますし、帰路のチケットは宿泊先での購入も可能です。

税金とマリンパークへの入場料

ボートに乗る前に政府への税金 MR5.00 とマリンバーク料(入場料) MR30.00 を各所で支払います。ボートチケットを買った旅行会社の人が案内してくれました。案内がなくても入口で指示されます。税金支払い窓口は入口手前、マリンパーク支払い窓口は入口右手にあります。

プサール島とクチル島とさまざまなビーチ

プルフンティアン島は大きい島のブサール島(Big Island)と、小さい島のクチル島(Small Island)の2つの島で成り立っています。またいくつもビーチがありそれぞれ違った特徴があります。宿泊施設やレストランがひしめきあって賑やかなビーチもあれば、1つの宿泊施設に対して1つのビーチという場所もあります。場所によってはボートタクシーでしか行き来できませんので、ホテルの予約時に写真や概要をよく見て好みの場所を選ぶのがオススメです。

筆者は宿泊料が比較的安かったプライベートタイプのミラビーチに宿泊しました。夕陽がとてもキレイなビーチでした。ビーチ以外何もないので昼間はシュノーケリングやダイビングに行く人にオススメです。

ペルヘンシャンのミラビーチ

ファミリーにもオススメなロングビーチ

クチル島にあるロングビーチは宿泊施設やお店も多く一番賑わっており、お酒が飲めるお店もあります。また、他のビーチと比べると物価が高いようです。ちなみに、海が遠浅なので小さいお子様連れにもオススメです。
島の反対側のコーラルベイは徒歩で10〜15分くらいで行けます。ロングビーチとは違って静かで素朴なビーチなのでどちらも楽しむのもいいでしょう。移動は木々が生い茂る道を歩くので虫除けは忘れずに!!

ペルヘンシャン島のロングビーチ
ロングビーチ
ペルヘンシャンのコーラルベイ
コーラルベイ

ビーチ間の移動と注意したいこと

歩いて移動できないビーチ間や異なる島へはボートタクシーで移動します。料金は移動先やどこから乗るかによっても変わります。写真はロングビーチ(左)とコーラルベイ(右)で撮った写真ですので参考にしてください。
ロングビーチでは受付のお兄さんがコーラベイから乗った方が安いよと教えてくれました。10分程歩いてコーラルベイに行きちょうど他のツーリストとタイミングが合いシェアできたので安く移動する事ができました。

⚠注意したい事を下記にまとめたのでご参照ください⚠

  • スコールが降っている間はボートで移動できない
  • 夜遅くなるとボートがつかまらない事がある
  • 宿泊先では基本カード払いができてもビーチでお願いする時は現金払い
  • 宿泊先では1名分の料金で申し込めるがビーチで拾う時は2名〜(1名でも2名分支払う)
    ※他のツーリストとタイミングが合えばシェアできる場合もある

深夜になるとタクシーがつかまらなくなる事もあるようです。同じビーチに宿泊していた欧米人の女性2人組がロングビーチで遅くまで飲んでいたようで、次の日の朝タクシーで戻って来た時にタクシーがなくて夜通しビーチで過ごして疲れたと言っていました。夕方には戻っておくと安心です。

アクティビティ

珊瑚礁がとても綺麗な海なのでシュノーケルやダイビングが人気です。他にもカヤックや釣り、何箇所かのシュノーケルポイントとビーチを巡るツアーなど様々なアクティビティを楽しむ事ができます。ビーチによって申込み可否が異なるので、宿泊施設やビーチにあるツアーデスクに確認してみてください。また、サイトによっては宿泊施設の予約時に設備やサービスで確認できます。

島の飲食と宿泊について

マレー料理・インド料理・洋食他、様々な料理を食べる事ができます。飲食代についてはマレーシアの物価を考えると少し高めのリゾート価格です。ビーチにもよりますがご飯は400円前後〜、飲み物は150円前後〜。中級/高級レストランもあります。カード払いができるお店も多い一方、現金のみのお店もあるので、支払い方法は来店時に確認しておきましょう。ビーチによってはアルコール類は販売していません。

宿泊施設についてはカジュアルホテルから中級/高級ホテル、テントやドミトリーまで様々です。どこの宿泊施設にするかによって過ごし方が変わってくるので予約時にビーチの場所やビーチへのアクセスと設備やサービスをよく見て決めましょう。
宿泊料金については全体的に高めだと思います。金額は変動するので予約サイトをチェックしてみてください。

近隣の島へのアクセス

近隣の離島、レダン島とラントゥンガ島へボートで移動することができます。料金は1人ではなく1台で RM150.00 です。ソロ旅だとかなり高めですが他の旅行者と運良くシェアできる事もあるようです。
プルフンティアン島に滞在した後にレダン島に移動する旅行者もいます。
レダン島へのシュノーケルツアーもありこちらも RM150.00 でした。
筆者も宿の人に「何人かレダン島に行くんだけどあなたも行かない?」と聞かれました。

その他注意したいこと

蚊がいるので虫除けは必要です。特に草木が生えている場所を歩く時は何もしないと何箇所も刺されてしまいます。ここに限ったことではないですが体にくっついて部屋に連れてくるという事もあるので室内駆除用のスプレーがあると安心です。

クアラ・ブスッから他場所への移動

プルフンティアン島からボートで移動しクアラ・ブスッボート乗り場を出るとタクシーの料金表と呼び込みがありますが、コタバルやクアラトレンガヌ等へはバスターミナルからバスで行くのが安いです。筆者はクアラトレンガヌまでバスでRM10.80でした。4人でシェアできればタクシーもそんなに高くないのかもしれません。Grabタクシーの料金は未確認です。

クアラブスのタクシーサービス

クアラルンプール等の長距離もバスターミナルから乗車します。チケットはいくつかある窓口で購入するかネット予約もできます。予約方法については別途紹介予定です。

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まとめ

マレーシアの東海岸に浮かぶ珊瑚礁の美しいプルフンティアン島を紹介しました。
マレーシアではだいたいの場所はバスで移動ができ安いうえに乗り心地がよく、プルフンティアン島へのアクセスも難しくはありません。
テントから高級リゾートホテルまで様々なスタイルが選択できるこちらの島は、どこに滞在しても美しい海と青い空が心を癒やし楽しませてくれます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたのマレーシア旅行が有意義で素敵な時間になりますように。

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