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風化しつつあるインドネシアのトランプ詐欺の体験談|友人が実際に遭ったケース

バリ島クタビーチの大きな看板と海を写した写真 インドネシア
バリ島・クタビーチの入口にある有名な赤いサイン
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海外旅行は楽しくて、美味しくて、癒しの時間であってほしい。誰もがそう願うはずです。

けれど、その一方で「危険と隣り合わせ」という現実もあります。
どんなに治安の良い国でも、旅行者を狙った詐欺やトラブルはなくなりません。

そして――「知っている」か「知らない」かで、結果は大きく変わります。

昔、東南アジアを旅したとき、同行していた友人が“トランプ詐欺”の被害に遭いました。
今回はその体験をもとに、「知っているだけで防げる詐欺」のひとつ、
今も形を変えて続くトランプ詐欺について書いていきます。

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東南アジア旅行で注意したい詐欺

バリ島ウブドのマーケットに並ぶ雑貨とお土産の店

日本から近く、物価も安く、人気の旅行先である東南アジア。
私も大好きで、帰国したその日からまた行きたくなるほどです。

一方で、「詐欺に遭った」「盗難に遭った」という話も少なくありません。
最近では手口がますます巧妙になり、昔からあるものと新しいものが入り混じっています。

代表的なものを挙げると──

  • タクシー・トゥクトゥクのぼったくり:メーターを使わず高額請求
  • 両替詐欺:良いレートを装って少なく渡す
  • 偽僧侶の寄付強要:寺院周辺で「寄付して」と迫る
  • 宝石・土産店の勧誘:「政府公認」「限定品」と言って高額商品を売る
  • 偽警察の取り締まり:「罰金」名目で現金を要求
  • “お金見せて”詐欺:「日本円を見たい」と言われ、札を見せた隙に抜き取られる
  • SNSを利用した出会い・投資詐欺:旅先で知り合った相手が金銭を持ちかける

これもほんの一部にすぎません。
中でも、2000年代に流行していた「トランプ詐欺」。
当時はガイドブックにも注意喚起が書かれていたほどですが、時が経つにつれて件数は減り、今ではほとんど聞かれなくなりました。
けれど、完全になくなったわけではありません。いまでも時折、被害の報告があります。

風化しつつも残っているその手口を、友人が当時、実際に経験した話として紹介します。

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友人が遭った“トランプ詐欺”の話

インドネシアのバリ島での話です。

街を歩いていた友人が、現地の若い女性に声をかけられました。
英語が堪能な友人はすぐに打ち解け、その女性の自宅で開かれるというパーティーに誘われたそうです。

昼間の出来事だったこともあり、特に警戒することなく車に乗り込みました。
到着したのは郊外の一軒家。中では軽食やドリンクが用意され、和やかな雰囲気の中で雑談が始まりました。

しばらくすると、トランプを使ったゲームが始まります。
内容は「数字が大きいか小さいか」を当てるだけのシンプルなもので、最初は友人も見ているだけでした。
しかし、ゲームが盛り上がるにつれて賭けに誘われ、少額から参加することになったそうです。

やがて金額が大きくなるにつれ、
「次は絶対に勝てる」「お金が2倍になる」などの言葉が飛び交いました。
「たくさん賭けた方が儲かる」「お金を用意できるまで待つから」と言われ、
その“次のカード”は封印されたまま、友人は持っていた3万円をすべて預けてしまいました。

その後、ホテルに戻った友人は、私にこう言いました。

友人
友人

次の勝負で大金が手に入るかもしれない。実家から送金してもらおうかな

その言葉を聞いた瞬間、私は強く感じました。

私

え?!それ、どう考えても詐欺だよ!!

その一言で、ようやく友人も状況を理解したようでした。
旅行中に使う予定だったお金は失ってしまいましたが、
それ以上の被害に遭う前に気づくことができ、本当に幸運だったと思います。

後から冷静に考えれば「そんな話に騙される?」と思うかもしれません。けれど、詐欺というのは巧みな話術で心理を揺さぶり、興奮や期待を煽って冷静な判断を奪うものです。
英語が堪能だった友人だからこそ、相手の言葉をすべて理解できた分、うまく信じ込まされてしまったのかもしれません。

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まとめ

バリ島クタビーチで夕方の海辺を歩く人々の風景

東南アジアでは、今回のように親しげに声をかけ、自然に誘導してくる詐欺が少なくありません。
昼間や女性相手でも安心とは限らず、旅行者の警戒心を解くのが彼らの手口です。

トランプ詐欺は以前ほど多くはないと言われていますが、完全になくなったわけではありません。形を変えながら、同じような手法が今も続いているのが現実です。

もちろん、親しく声をかけてくれる現地の人の中には、本当に親切で温かい人もたくさんいます。だからこそ、「誰を信じるか」を見極める冷静さが大切です。

「もう古い話」と油断せず、どんなにフレンドリーな誘いでも「お金」「ゲーム」「パーティー」といった言葉が出たら一度立ち止まること。旅先では、笑顔の裏に潜むリスクを忘れないようにしたいものです。

夕暮れのバリ島クタビーチでサーフボードを運ぶ人のシルエット

とはいえ、私自身も最近バリを再訪し、また素晴らしい時間を過ごすことができました。
注意を忘れずにさえいれば、やっぱり旅は最高のご褒美です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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