ルアンパバーン中心部から北上しノーンキヤウという町へ行き、そこからさらにナムウー川をボートで1時間すすむとムアン・ゴーイに着きます。水路でしか行けない秘境、そこには大自然の中のやさしくて明るい人々と幸せに満ちた暮らし、心を癒し笑顔で過ごす旅人たちがいました。
※記事の内容は2022年12月時点の情報です。変更されている可能性がある事を予めご了承ください。
旅の季節
ほとんど雨の降らない乾季 11月~2月 がオススメ(筆者が訪れたのは2022年12月)。この時期はルアンパバーンの市街地でも涼しく朝晩は少し冷え込むので、北部のムアン・ゴーイは厚手の長袖は必須です。また、吹きさらしのボートに乗って訪れるので、日本の初冬くらいの防寒対策があれば安心です。
ムアン・ゴーイのアクセス
ノーンキヤウからムアン・ゴーイへ
BOAT OFFICEでチケットを購入します。場所は下図MAPの「LE MUANG NGOY」というレストランに併設されています。ホテルの人によればオフィスは8:00頃の開店との事。ボートは1日1便 11:30出発、50000キープ(およそ400円)でした。出発は遅れて12:40頃でした。待ち時間はレストランでのんびりコーヒーを飲みながら大自然を満喫し、1時間の秘境へのボート旅の出発です。
![ノーンキヤウのボート乗り場](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/ccc47698e2252cd06a233be97efd1d68.jpg)
![ムアン・ゴーイのボート乗り場](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/27279c677f8e22db33574382d72f9e4c-1.jpg)
![](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/ef78e1914757b980a7337445878b86e6-1.jpg)
ムアン・ゴーイからノーンキヤウへ
帰路も1日1便でした。ボートでノーンキヤウから到着し階段を上りきった少し先にチケット売り場があります。朝8:00頃から買えるという事なので人が来るのを待って9:30ノーンキヤウ行きを50000キープで購入、チケットの発行はなく記帳スタイルでした。看板はすぐわかるのですが朝の販売時間以外は誰も居ないのですごく不安になりましたが、宿の人に聞いたら朝になったら人がきて買えるよと言われホッとしました。9:30出発予定は10:00頃出発しました。
![ムアン・ゴーイのボートチケット売り場](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/e0bbad400c87ebc99f37a52bb9f9bedf.jpg)
東南アジアの田舎での移動についてはネットで調べて、更に宿泊施設やレストラン等で確認するようにしていますが、時間通りという事はあまりないです。早めにチケット等を購入して、出発は遅れてものんびり過ごせて自然を堪能できたと思いましょう。
町の様子とみどころ
メインストリートは短いです。小さい商店がちらほら、カフェやレストランが点々と並んでいます。マッサージやランドリーサービスもあります。
みどころといったところは特にはありませんが、現地の人々と触れ合いながら自然を満喫しのんびり過ごし、あとはビューポイントからの雄大な景色を眺めたり、田舎道の散歩を楽しむといった場所です。
![ムアン・ゴーイのメインストリート](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/83401b43186f80319f07539f2e9f3a6d-wpp1702875515741.jpg)
![ムアン・ゴーイの街案内](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/fb98ed6ea36f63c415e7b85191e74ee8.jpg)
![ムアン・ゴーイのレストラン](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/523b994a57131c2f3c6ca924f201ad20.jpg)
タム・カーン洞窟
メインストリートから45分程歩けば洞窟があるという事なので行ってみました。番人の女性がとてもやさしくて、受付をしながら織物をしているとの事なので見せてくれましたが、早くて複雑ですごい技でした。一つの織物を完成させるのに2か月かかると言ってました。洞窟自体は規模が小さくて入るというより見るといった感じで、入場料は10000キープでした。洞窟までの道中は自然があふれ小川のせせらぎが癒してくれました。番人女性との時間も楽しかったので行って良かったと思います。
![](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/5b3542d650565a58a15598ef1f15851c.jpg)
![ムアン・ゴーイで織物をする女性](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/12/MuangNgoi-fabric.jpg)
偶然にも現地の人たち宴会に参加
タム・カーン洞窟からさらに45分程進むと、ラーオ族とカム族の村がありその暮らしが見られるとの事なので目指して歩いていたところ、地元の人たちの宴会に遭遇。敷地の外から見ていたら手招きされたので入ってみました。お酒を渡されたりご飯を進められたりの大歓迎。平日の昼間っから談笑しながらお酒とご飯とカラオケを楽しむ人々の幸せな空間に偶然出会う事ができました。部族の村を引き続き目指すと暗くなりそうだったのでメインストリートまで戻る事にしましたが、とても貴重な体験ができたと思います。
![ムアン・ゴーイで宴をする人々](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/6fd7782adfbb591102c0326f8386a64d-wpp1702875079516.jpg)
![ムアン・ゴーイで宴をする人々](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/de8d16b63a39f445e8ef14000386bb12-wpp1702875259588.jpg)
夕ごはんと朝ごはん
夕食は川が見えるレストランでカレーフライドライスチキン(35000キープ) をいただきました。値段はどのお店も同じような感じで安くはないですが美味しかったです。帰りは暗くて道がわかるか心配だと言って、お店の人が途中まで送ってくれました。
![](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/eb09c8288a36771405791d993ab831b6.jpg)
![ムアン・ゴーイのレストランのフライドライス](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/12/MuangNgoi-Restaurant-fried-rice.jpg)
朝食はメインストリートでビュッフェスタイルのお店でいただきました。
お店の女性がとても陽気で、旅人と冗談まじりに談笑してるのがとても楽しそうでした。そういう雰囲気もスパイスのひとつ。フルーツも多くてわたし好みの朝食でした。かわいいねこちゃんも相席してくれました。
![ムアン・ゴーイの朝食](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/37aa8a9e39ce2e24a77e0fc61338c440.jpg)
![ムアン・ゴーイの猫](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/71674a522873bec0604b0321ccbe728c.jpg)
宿泊について
ムアン・ゴーイに船で着いたとき、一番最初に声掛けのあった元気で明るい若い女性について行き、簡易的だけど目の前に山と川、無料Wi-Fiと温水シャワーがあって私には十分だし、値段が80000キープだったので即決しました。宿泊したのは下図の「Phetdavanh GuestHouse」です。
宿の女性は姉妹で対応してくれて、洞窟の行き方や帰りのボートのチケットについてなど、色々教えてくれました。ヨーロピアンが多くて日本人はほとんど見ないと言っていました。
今回は飛び込みで宿泊しましたが、予約サイトに色々出ていますし快適そうなホテルもあるようなのでそちらも参考にしてみてください。
![ムアン・ゴーイの宿からの眺め](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/113afcdbfccb8078c911da5d306dd27f.jpg)
![ムアン・ゴーイの宿の室内](https://sounds-sky.com/wp-content/uploads/2023/05/8228791fca85caafcb74c2fdff0e0262.jpg)
まとめ
船でしか行けない秘境という言葉に惹かれずっと行ってみたかったムアン・ゴーイに行く事ができました。筆者が訪れたのはまだコロナ渦で、個人で自然を満喫しのんびりできればいいと思って行きましたが、出会う人関わる人が皆やさしくて親切で、人として大切なものを思い出させてくれた、そんな素敵な場所でした。ネット環境は整っているので何もかも忘れてとはいかないけど、大自然に囲まれ心温まるラオスの秘境に訪れてみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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