ネパールの首都カトマンズから、ヒマラヤ山脈アンナプルナ連峰の麓にあるポカラまでは、飛行機やチャーター車、バスなど複数の移動手段があります。私はこの区間を実際にバスで移動しました。時間はかかるものの非常に安価で、バックパッカーや長期旅行者に人気の移動手段です。この記事では、予約方法や所要時間、車内の様子など、実際の体験をもとに紹介します。あくまで私が利用したときの一例なので、目安として参考にしてみてください。
ポカラとカトマンズ間のバス移動の詳細
カトマンズとポカラ間には、観光客向けから地元の人向けまで、さまざまなタイプのバスが走っています。快適さや料金、発着場所もバスによって異なるため、選ぶ基準を知っておくと安心です。ここでは、代表的な「ツーリストバス」と「ローカルバス」の特徴を紹介します。
バスの種類と特徴:ツーリストバス vs ローカルバス
ポカラとカトマンズ間を結ぶ長距離バスは、大きく分けて「ツーリストバス」と「ローカルバス」の2種類があります。快適さや料金が大きく異なるため、旅のスタイルに合わせて選びます。
ツーリストバス
料金はやや高めですが、リクライニング付きの柔らかいシートで前後の間隔も広く、8時間以上の移動でも比較的快適です。実際に利用した際も休憩が2〜3回あり、座席周りのスペースが広いのは助かりました。
ローカルバス
さらに安価ですが、ビニール張りの固いシートや狭い席間が多く、混雑気味なこともあります。悪路の区間もあるため、快適さより安さを重視する人向けです。(私は実際には乗っていませんが、外から見た印象です)
料金と所要時間の目安
- ツーリストバス:約1,500〜2,350ネパールルピー(約1,600〜2,500円)
- ローカルバス:約1,000ネパールルピー前後(約1070円程度)
- 所要時間はいずれも8〜9時間ほど。道路状況や渋滞によって前後します。
補足
- 長距離に慣れていない人や観光客には、ツーリストバスの利用がおすすめです。
- 道中は舗装が荒い区間も多く、揺れやすいので酔いやすい人は酔い止め必須。
- 雨季は道路がぬかるむため、さらに時間がかかることがあります。
バスの予約方法:オンラインと現地での手続き
ネパールの長距離バスは、オンラインでも現地でも簡単に予約ができます。オンラインなら各ツアー会社のサイトや予約サービスから、現地ならホテルや街中の旅行会社で手配可能です。
私は今回、**KKday(ケイケイデイ)**を利用し、**カトマンズからポカラ行きのデラックス観光バス(ソファ席)**を予約しました。標準観光バスより料金はやや高めですが、シートが柔らかく前後のスペースも広く、長距離移動でも快適に過ごせました。複数の旅行会社を比較しましたが、KKdayは対応が丁寧で安心感があり、この選択をして良かったと感じています。


私が予約したのはこちらです:
商品名:観光バスチケット カトマンズ | ポカラ
プラン名:カトマンズからポカラへのデラックス観光バス(ソファ席)
※プランには標準観光バスとデラックス観光バス(ソファー席)があります。
- 当日までキャンセル無料
- 質問に丁寧に回答してくれた
- 当日の朝ホテルまで迎えに来てくれた(徒歩)
- ソファー席がやわらかくて横と前後が広目で快適だった
カトマンズからポカラまでのバス移動レポート
実際にバスへ乗ってみると、ネパールならではの景色や車内の雰囲気を味わえます。移動時間は長いですが、途中の休憩所で軽食や飲み物が買えるので、必要に応じて利用すると良いです。ご飯ものは少なめ、パンやスナック類が多めなので、苦手な方や健康面が気になる方は、自分で用意しておくと安心です。長時間移動になるため、心の準備もしておくと気持ち的に楽に過ごせます。
ここからは、実際に私が移動したときのスケジュールを時系列でまとめました。全体の流れを把握する参考にしてみてください。
- 6:00現地ツアー会社の宿泊施設へのお迎え
タメル地区中心部の宿泊先から、乗車場所までは徒歩で移動しました。途中で他の旅行者と合流しながら、ゆっくり歩いて約30分で到着。
※集合場所を確認するために連絡した際、「お迎えに行きましょうか?」と提案してもらえましたが、こちらから依頼しない限り送迎はありません。 - 6:30バス出発まで待機
バス出発までの待機時間、ターミナルではなく路肩に十数台のバスが並んでいました。
その間、近くのローカル食堂でコーヒーを飲みながら待機。
自分が乗るバスを見失わないよう注意が必要です。 - 7:00バス出発
- 8:30一度目の休憩
一度目の休憩では、ご飯やお菓子、飲み物を買うことができました。
私もじゃがいものカレー炒め(けっこう辛め)とゆで卵を買い、車内で食べました。

- 10:30二度目の休憩
売店あり。
道中の景色の一例です。👇

- 14:00三度目の休憩
軽食スタンドや売店あり。


- 16:00ポカラのバスターミナルに到着
ポカラのバスターミナルに到着すると、すぐにタクシーの声掛けがありました。
移動手段がない場合は、その場で交渉して乗ることもできます。
私はホテルまで徒歩15分ほどだったので、そのまま歩いて向かいました。
ポカラからカトマンズへの復路
ポカラからカトマンズへの帰りもバスを利用しましたが、予約方法や料金は往路とは少し異なりました。ここでは、復路での予約から到着までの流れを体験談としてまとめます。
予約方法と座席の違い
往路はネットで予約しましたが、復路は滞在していたホテルで予約しました。
ホテルのスタッフに「NPR1700で予約できますよ。来るときはいくらでした?」と聞かれ、金額を伝えると「それは高いですね」と言われました。長時間かつ悪路の道のりなので、多少高くても快適な座席を選びたいと思い、来るときに乗ったバスの座席を写真で見せ、同じタイプなら予約したいと伝えると、「ソファ席なので同じです」と説明されたため、そのまま予約しました。
しかし実際に乗ってみると、確かにソファ席ではあるものの、来るときのふかふかソファとは違い、少しがっかりしました。大きな差ではありませんが、やはり同じタイプのソファが良かったなあと感じました。


行きも帰りも、バスの座席は進行方向に向かって通路を挟み、右が2席・左が1席という配置でした。一人で利用する場合は左席になりますが、景色を楽しむならポカラ行きは右側、カトマンズ行きは左側の方が山々や谷の景色を多く見ることができます。予約時に席を選べる場合は参考にしてみてください。
バスターミナルの様子
バスは10台以上並んでおり、利用者の多さがうかがえます。ターミナルには複数の会社のチケット売り場があり、ここで直接バスのチケットを購入することもできます。

カトマンズまでは長時間の移動になるため、出発は早朝に集中しており、7時台発のバスが多めです。私は8時発のバスを利用しました。
ターミナルに入ると、あちこちからモーニングの呼び込みの声が聞こえてきます。宿で朝食を取れなかった場合は、ここで食べておくのもおすすめです。ターミナル内には複数の店舗があるので、入口の呼び込みだけで決めず、少し中を見て回ってから選んでも良いと思います。パンやサンドイッチのテイクアウト、お菓子なども販売されているため、バス移動中のおやつとして買っておくのにも便利です。

私が往路・復路で利用したバスパークの場所です。長距離バスの発着はおそらくここ一ヵ所ですが、念のため予約時にご確認ください。
ポカラからカトマンズまでのバス移動レポート
ポカラからカトマンズまでは、およそ9時間前後の長距離移動になります。ここでは、実際に私が移動したときの休憩タイミングや到着までの大まかな流れを、時系列でまとめました。全体の所要時間や休憩の頻度を把握する目安になればと思います。
- 7:20バスターミナルに到着
軽食スタンドでコーヒーを飲みました。
- 8:00カトマンズへ向けてバスが出発
- 10:00一度目の休憩
軽食スタンド、売店あり。往路の3回目の休憩場所と同じでした。
- 12:00二度目の休憩
レストランがあり、昼食がどれるように長目の滞在(1時間程)。


- 15:30三度目の休憩
軽食スタンド、売店あり。
道中の景色の一例です。👇


- 17:00カトマンズ到着
カトマンズ到着後の移動と注意点
予約時に到着場所を確認しておくと安心です。私が利用したバスの最終地点は空き地のような場所で、地元の人にはわかりやすくても旅行者には少しわかりにくい場所でした。降りるとすぐにタクシーの呼び込みがありますが、私は交渉が面倒なので、よほど困った時以外は流しのタクシーを利用しません。今回はGoogleマップで中心地までの距離を確認し、徒歩で30分ほどかけてホテルへ向かいました。


なお、ホテルで予約する際に到着場所を尋ねても「タメル地区だよ」とだけ言われ、詳細はわかりませんでした。一方、ポカラ行きのバスを予約したKKday(ケイケイデイ)では、案内に到着場所の記載があり、私も事前にGoogleマップで確認できたので安心でした。
まとめ
カトマンズとポカラ間のバス移動は、長時間ではありますが、ネパールの雄大な自然や日常の風景を間近で感じられます。多くの旅行者に利用されている移動手段で、料金も比較的リーズナブルです。
どの移動手段でも「絶対に安全」とは言い切れませんが、私が利用した限りでは、崖すれすれを走るような場面はなく、運転も思ったより慎重で安心できました。ただし、雨季の大雨など路面状況が悪化する時期は避けた方が無難です。
この記事が、これから同じルートを旅する方の参考になればうれしいです。ポカラでは静かな湖とヒマラヤの絶景、カトマンズでは活気ある街並みと文化を楽しんで、素敵な旅になりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。






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