タイのバンコクから飛行機とバスを乗り継ぎラオスのパークセーまで移動しました

タイ

ラオスの最南部パークセーから南へ120キロメートルほどのメコン川に数千の島々が点在する、シーパンドーン(4000島)と呼ばれる地域があります。
シーパンドンへの主な玄関口、パークセーまではラオスの首都ビエンチャンから直行便のフライトや長距離バス、タイのバンコクからの長距離バスなど、いくつか行き方があります。今回は短いスケジュールの中で長距離のバスを避けつつ費用を抑えたかったので、タイの国内線とラオスへの国際バスを利用し、バンコクからパークセーに移動しました。ここではその概要を紹介します。

バンコクからパークセーまでの移動スケジュール

今回の移動スケジュール
  • 飛行機
    タイのバンコクから国内線でウボンラチャタニーへ

    1時間10分

  • タクシー
    ウボンラチャタニーの空港からバスターミナルへ

    車で12〜15分

  • 国際バス
    ウボンラチャタニーから国際バスでパークセーへ

    バスで3〜4時間(イミグレーションの所要時間により変動)

バンコクからパークセーの飛行機は、ラオスの首都ビエンチャンでの乗り継ぎが必要で費用が高めです。
ホーチミン(タンソンニャット国際空港)からラオス国営航空の直行便がありますが、こちらの航空券も安くありません。
ラオスの主要都市やバンコクからのバス移動は長時間になります。ラオス南部の国境に近いウボンラチャタニーから移動した方が時間も短く値段もリーズナブルでした。

バンコクからウボンラチャタニーへ

バンコクから国内線でウボンラチャタニーへ

まずはバンコクからウボンラチャタニーまでタイ国内線の飛行機で移動しました。ウボンラチャタニーはラオス南部の国境のタイ側にあります。
飛行時間は1時間10分程です。

ウボンラチャタニーの空港からバスターミナルへ

ウボンラチャタニーの空港からバスターミナルまでは車で12分程です。
空港のリムジンタクシーで100バーツでした。
30分待てば巡回バス(50バーツ)で行けると言われましたが、急いでいたためタクシーにしました。
ちなみにGrabの値段は180バーツ程でした。

ウボンラチャタニーのバスステーション
ウボンラチャタニーのバスステーションの正面入口

ウボンラチャタニーからパークセーへ国際バスで移動

バスチケットを事前に購入

ウボンラチャタニーからパークセー行きバスの窓口は正面入口から数件先、左側にあります。
タイムスケジュールは1日2便、9:3015:30です。
※窓口の看板に午後便は15:00と書いてありますが、チケットへの記載も出発したのも15:30でした。念のためバスターミナルの方にも確認しました。
但し、東南アジアのバスは時間前に出発してしまう事もあるので早目に待機していた方が良さそうです。

バスチケットは、日程に余裕がなかったため事前にネットで購入しました。利用したサイトは12GO、値段は9ドルでした。窓口で買うと200バーツだったので割高ではありましたが事前に予約しておくと安心です。
12GOから予約に送られてくる予約書を窓口で見せるとバスチケットに変えてくれます。
乗り場は2番、バスに「Pakse-UbonRatchathani」と書いてあるのですぐわかります。

待合スペースには鳩がいて、上からフンが落ちてくる事があるので注意してください

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15:30のチケットを事前にとっておきましたが、朝の飛行機に遅延がなく間に合ったので9:30に乗れたらと思ったけど満席でした。15:30のバスは半分以上空席があったので午前便は人気のようです。乗客は主にタイ人とラオス人でした。

ウボンラチャタニーのバスターミナル

ウボンラチャタニーのバスターミナルにはメニュー豊富なレストランもお菓子や飲み物が売っているお店があります。
ターミナルを入って突き当りの左右にレストランがあります。
今回は左側のお店でカオカームー(ข้าวขาหมู)をいただき、とても美味しかったです。
カオカームーは煮込んだ豚足をご飯にかけた、辛くなく食べやすいタイ料理です。

レストランを抜けて右奥に無料トイレがあり、トイレットペーパーはありませんでした。

ウボンラチャタニーバスステーションのトイレ

国際バスでタイからラオスで陸路で国境越え

いよいよバスが出発し途中の「Chong Mek Border」というイミグレーションでタイの出国とラオスの入国の手続きをします。
ラオスへの入国には出入国カードの提出が必要で、バスに乗車する前に運転手に渡され記入しました。
ボールペンを携帯しておくといいです。

まずタイの出国をします。
荷物はバスに置いたまま手続きをします。バスはラオス側のイミグレーションで待っています。
パスポートを見せて指紋と顔写真を取り、ラオスのイミグレーションに向かいます。

階段を降りて狭い通路を通り階段をのぼると簡易的な窓口がありますが、そこではありません。少し離れたところの大きい建物がラオスのイミグレーションです。入口にARRIVALと書いてあるのでパスポートとバスの乗車前に書いた出入国カードを提示します。
そこでラオスへの入国手続きを済ませて再度バスに乗り込み、パークセーへ向けて出発です。

パークセーのバスターミナルに到着

イミグレーションを後にし1時間ほど走ったら「Kriangkai Bus Terminal」というバスターミナルの到着しました。中心街より離れています。
到着したらトゥクトゥクやタクシーが待機しているので、通常は交渉して移動するのでしょう。
筆者はラオスキープを殆ど持っておらず歩くのが苦にならないので、50分程歩いて宿まで移動しました。
※徒歩移動をオススメするものではありません。

※12GOのサイトで表示された到着時間21:30でした。イミグレーションでの時間や交通状況などを考え余裕を持っての時間だと思いますが、実際到着したのは18:45でした。

パークセーのバスターミナルはいくつかあるようなので要確認です。

まとめ

ラオスのパークセーから行けるシーパンドンは、前から行きたいと思っていました。しかし飛行機の金額や、ラオスの主要都市・バンコクからのバス移動の時間が長いことから、行くのが難しいのではと思っていました。

タイのウボンラチャタニーがラオスの南部と隣り合っていて、パークセーへの国際バスがあること、3〜4時間で到着する事を知ったとき「これだ!!」と思いました。
タイのバンコクからその日の内に、比較的低予算でパークセーに到着したのです。

時間があればバンコクからウボンラチャタニーまで、タイ国鉄の寝台で移動するのも魅力がありますし、ウボンラチャタニーには有名なお寺や国立公園があるので、数日滞在してからパークセーに向かうという選択もあります。筆者は数時間の滞在でバスターミナルから2.5km程の仏教寺院の「ワット プラタート ノーンブア」に行きましたがとても美しい寺院でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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